【ゆるパブコラム】料金額は客が決める、接骨院の挑戦

本の中に“オキシトシン”という物質が紹介されています。ゆったりと温かいお風呂に入ったりマッサージを受けたりすると筋肉がほどよく弛緩し軽くなったような心地よさを得られます。こうした刺激がオキシトシンの分泌を促し、血圧を下げたり、ストレスホルモン濃度を下げたりと健康で前向きな状態を作り出すのです。

確かに、施術をした直後に不機嫌な人はいません。お風呂に入った後にイライラしてる人もみたことがありません。車と同様、人間が快適に心地よく人生を走るためにはこのメンテナンスがいかに重要か?が脳科学的にも実証されているんです。

■それでも下がる優先順位

だからといって、生きるためにはどうしてもメンテナンスは後回しになってしまうのが現実。子育てで忙しければ自分自身に時間をかけることができなかったり、経済的に厳しければ生きている間のメンテナンスはどうしても嗜好品に感じてしまいます。実際僕自身、21歳でお金が究極にない頃「メンテナンスに行こう!」なんて思いませんでした。ストレスフルになり、胃炎になったり冷えが起きたり、常に不健康と戦っていました。

寝不足だと余裕がなくなりイライラしてしまうように、体や心に不調和が起きればスムーズな“走り”ができなくなるのは車と一緒。メンテナンス不良が増えれば燃費も悪くなるし、いつか大きな故障につながる可能性も高まります。メンテナンスを短期的に見ると損にみえるものでも、長期的にみれば大きな得につながることがたくさんあるのです。

■健康で文化的な最低限の生活

自分の体と心に気を配ることは、自分が喜ぶ第一歩なのかもしれません。健康であることが心の余裕を作り、心の余裕が生活のゆとりを作り出す可能性があります。健康で文化的な生活を送るためには、この実は嗜好品でも必需品でもない“メンテナンス”というものが大切になってくるし、それが生活環境や自身の状態が良いものにしてくれるならば人生も走りやすくなるでしょう。だからといって高価なメンテナンスをする必要はなく、歩いたり、食事に気を使ったり、睡眠時間を確保したり、お風呂に浸かったりなど自分でできるメンテナンスで十分です。

なにか生きづらさを感じているのであれば、まずは自分自身が喜ぶ“メンテナンス”をしてみることが生きやすさへの近道かもしれません。自分でできなければ誰かに委ねればいい。一人でも多くの人が健康で文化的な生活を送ることが、さらなる平和への近道だと思っています。

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【ゆるパブコラム】福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。ゆるパブメンバーを中心に執筆中。

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