大雨で冠水した山形県戸沢村の住宅街=8月31日午前9時37分

 前線の影響で東北と北陸では31日、断続的に非常に激しい雨が降った。福井地方気象台によると、福井県では31日昼前から9月1日にかけて大雨となる恐れがあり、1日未明から1日昼前にかけて土砂災害に警戒を呼び掛けている。低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻など激しい突風に注意も呼び掛けている。

 前線は1日にかけて東日本や西日本に南下する見通し。山形県戸沢村では31日、土砂崩れで村道がふさがり2世帯5人が孤立。JR東日本は、山形新幹線の新庄―山形間の上下線で終日運転を見合わせると発表した。

 気象庁によると、31日午前、石川県輪島市で1時間に77・0ミリ、山形県金山町で56・0ミリの非常に激しい雨が降った。

 福井地方気象台によると、前線は日本海から東北地方に延びていて、1日にかけて日本海をゆっくり南下する見込み。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、福井県では大気の状態が非常に不安定となる。

 雨の予想は、31日昼前から1日朝にかけて、雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降る見込み。1日未明から1日明け方にかけては、1時間に50ミリの非常に激しい雨の降る所がある。

 1日午前6時までの24時間降水量は多い所で、嶺北は150ミリ、嶺南100ミリの見込み。2日午前6時までの24時間降水量は、福井県の多い所で50~100ミリの見込み。

 全国では1日午前6時までの24時間予想雨量は多い地域で東北、北陸180ミリ、中国120ミリ、関東甲信、九州北部100ミリ。

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