国土交通省の蒲生篤実鉄道局長(右から3人目)に要望書を手渡す福井県の西川一誠知事ら=8月29日、同省

 北陸新幹線へのフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)導入を断念した国土交通省に対し、福井県の西川一誠知事は8月29日、2023年春の北陸新幹線敦賀開業後も特急を並行在来線に乗り入れるなど、FGT代替策を実施するよう求めた。

 西川知事や山本文雄県議会議長らが国交省に蒲生篤実鉄道局長を訪ね、特急乗り入れや、敦賀駅発着のすべての新幹線と乗り継げる特急の便数確保を訴える要望書を手渡し、報道陣非公開で面談した。

 県などによると、FGT導入を計画した当時の担当課長を務めていた蒲生局長は「(断念に)責任を深く感じている」とし、代替策について「何ができるのかJR西日本、並行在来線会社と問題意識を共有した上で解決策を探っていきたい」と応じたという。

 要望後、西川知事は「すぐにこれだという答えは出ないだろうが、いろんなことをわきまえ対応してくれると思う」と話した。

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