9月3日までに撤去される車両進入禁止の道路標識=8月27日、福井市順化1丁目

 福井県福井市の繁華街・通称「片町」東側にある南北方向の道路で40年近く続いていた一方通行規制の大半が、9月3日までに解除される。大勢の来県者が見込まれる福井しあわせ元気国体・大会(全国障害者スポーツ大会)を前に、快適に通行できるようにする。

 一方通行は1980年からで、南北の道路はすべて規制している。片町商店街振興組合の横山正理事長(58)によると、片町東側には以前、繊維会社が集中。業務用の大型トラックが道路に止まることが多く、車のすれ違いに支障があることから一方通行になったらしい。

 一方通行は6区間あり、組合によると、知らずに逆走する車は多く、しょっちゅうクラクションが鳴りトラブルの原因にもなっている。一方通行が多いため「コインパーキングに入りにくい」(福井署)という状況もあった。

 このため県公安委員会は、福井国体・大会を機に一方通行の解除を決めた。解除するのは道路幅が5・5メートル以上で対面通行可能な3区間。幅が狭い区間と、メイン通りで実施している午後8時~午前2時の一方通行は続ける。

 3区間では標識の撤去などが順次行われている。また、片町中心部の交差点など2カ所にあった点滅信号機を撤去し、一時停止の標識を新たに設置した。

 横山理事長は「コインパーキングが多くなっているので、解除により便利になるだろう」と期待。福井署の長井久徳交通第2課長は「混乱がないよう周知徹底を図っていきたい」としている。

 規制の問い合わせは同課=電話0776(52)0110。

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