国体総合開会式が1カ月後に迫り、仮設スタンドなどの整備が進む9・98スタジアム=8月28日、福井市福町(日本空撮・小型無人機ドローンで撮影)

 福井県で50年ぶりに開かれる福井しあわせ元気国体の総合開会式まで、8月29日であと1カ月となった。会場の福井市の9・98スタジアム(県営陸上競技場)では28日も仮設スタンドの設営などが急ピッチで進み、玄関口となる同市のJR福井駅周辺には歓迎ののぼり旗が並んだ。福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会=障スポ)との融合を掲げる国内最大のスポーツの祭典が迫り、全国から来県者を迎える準備が着々と整っている。

 同スタジアムは、総合開会式で見込まれる約1万2千人の観客を収容するため、約7600人分の仮設スタンドを取り付ける。炬火(きょか)台周辺に設ける県産材を使った格子状の遮音壁や、皇族が着席されるロイヤルボックスの整備も進む。9月8日の開閉会式総合リハーサルまでに、ほぼ仕上がる見込み。

 JR福井駅東口、西口では28日、福井市職員が「ようこそ福井市へ!」と書かれたのぼり旗を計50本取り付け、開催ムードを盛り上げた。

 公開競技のゲートボールが1日に始まり、9日からは会期前に行われる正式競技の水泳、ビーチバレーボール、ハンドボール、クレー射撃が熱戦を繰り広げる。本番を目前に、西川一誠知事は28日開会した定例県会で「大会の成功に全力で取り組む」と決意を述べた。

 本番さながらに開閉会式を通しで練習する総合リハーサルは、国体、障スポ(22日)とも一般公開する。両日とも自家用車では来場できない。

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