【10年前のきょう・2008年8月27日】県は二十七日、越前町内の民家に代々残されてきた江戸時代の「三くだり半(離縁状)」が、国内で確認された中で最も古い年代に書かれたものと発表した。三行半で書かれた書式が、関西から関東へ広まっていったことを裏付ける資料としても貴重。二十九日から福井市下馬町の県文書館で一般公開する。

 この離縁状は「去状之事(さりじょうのこと)」と題し、一六八六(貞享三)年十一月二十一日、国兼村(現越前市国兼町)の次兵衛という男性が、妻のお滝と中津原村(現同市中津原町)に住む妻の父親にあてた書状。今後、妻が誰と縁組しようとも構わない旨が書かれている。

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