学生が事業課題の解決策を考え、プレゼン発表したオールコネクトのインターンシップ=8月21日、福井県福井市の同社

 来春から就職活動する大学3年生らを対象としたインターンシップ(就業体験)がこの夏、福井県内企業でも盛んに行われている。人手不足を背景に「売り手市場」が続く中、多くの学生を呼び込み優秀な人材確保につなげようと、各社は知恵を絞っている。

 通信インフラサービスを取り扱うオールコネクト(福井市)は“勝ち抜き形式”のインターンシップを行っている。1、2次で学生は課題解決などに取り組み、通過するとハワイで実施する3次に進める。同社は「他社がやらないことを積極的にやる面白い会社だということを学生にアピールしたい」としている。

 1次は8月下旬に始まり、初回の20、21日は県内外の12人が参加した。「格安スマートフォンの販売数を伸ばす」との課題が与えられ、学生は3人一組で解決策を考えた。2日目の最後にプレゼン発表があり「家計を気にする30~50代の女性をターゲットに」「コールセンターをテレビ電話対応にして安心感を高めては」などと成果を披露した。

 事業部長らがプレゼン内容をチェックし、良かった点や不十分な点を学生にフィードバックした。同社は「思考を学生から社会人に切り替えてもらう狙い」と説明した。

 今後の1次参加者を含めて選考し、2次は9月に大野市内で2泊3日の野外体験型グループワークに取り組む。最終的に10人が2次を通過する予定で、3次は12月にハワイ・マウイ島で4泊6日で実施する。海外での非日常体験を通じ、自身の価値観、世界観を見つめ直す機会にしてもらうという。

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