観光客や親子連れが竹かごに盛られた和食ランチなどを楽しんだプレオープン=8月25日、福井県福井市城戸ノ内町の一乗谷レストラント

 福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡で9月2日に営業再開する飲食施設「一乗谷レストラント」が8月25日プレオープンし、地元住民や観光客が約1年ぶりの雰囲気を楽しんだ。同遺跡を1万5千本以上のろうそくで照らす「越前朝倉万灯夜」、多彩なステージが披露される「越前朝倉戦国まつり」(ともに福井新聞社後援)も同日開幕し、一帯は終日にぎわった。

 レストラントは市が整備し、同遺跡保存協会などが運営していたが、料理を提供していた業者の契約解除により昨年8月に休業した。

 プレオープンした店舗には待ちかねた観光客らが次々訪れ、「上品な味」「料理が華やか」などと話しながら、竹かごに色とりどりの料理が盛られた和食ランチやおろしそばに舌鼓を打った。プレオープンは26日まで。

 万灯夜は午後6時ごろに点灯式があり、ほら貝の音が鳴り響くと、朝倉家の祈願寺だった楞厳寺(同市大村町)の住職が、文殊山の霊火を関係者に分灯。遺跡内の散策路沿いに並んだろうそくに次々と灯をともし、来場者を導くように足元を照らした。

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 福井しあわせ元気国体・大会(全国障害者スポーツ大会)のスローガンにちなんだ赤い「織」の字や、両大会のマスコット「はぴりゅう」も浮かび上がった。浴衣姿のカップルや親子連れがそぞろ歩きを楽しんでいた。最終日の26日は午後6時半~同9時に点灯する。

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