福井県福井市、敦賀市の夏休み中の天気

 福井県内の多くの小中学校で夏休みが始まった7月21日以降、福井市は最高気温30度以上の真夏日がほとんど途切れず、同29日には坂井市春江町で県内の統計開始以来最高を塗り替える39・0度を記録した。太平洋高気圧などに覆われて晴れの日が続き、降水量は各地で平年の1~6割に。残りわずかとなった今年の夏休みを天気で振り返る。

 福井市は7月21日から8月16日まで真夏日が27日間続き、同19日までに最高気温35度以上の猛暑日が13日あった。敦賀市も猛暑日が11日を数え、両市とも昨年より8日増えた。真夏日の日数は県内10観測地点のうち、敦賀、小浜市を除く8地点で昨年同期を3~14日上回った。

 7月29日は、異例の進路をたどった台風12号によるフェーン現象で、県内各地で猛烈な暑さとなり、38・9度の坂井市三国町、38・2度の福井市越廼でも両地点の観測史上最高を更新した。夜から翌朝にかけても気温が下がらない日が多く、期間中の平均気温は福井市28・8度、敦賀市28・9度と30度に迫った。

 期間中の合計降水量は、勝山市が21・5ミリで平年(186・1ミリ)の11・5%、美浜町も19・0ミリで14・6%にとどまったのをはじめ、多くの地点で20~30%台となった。一方、坂井市三国町は68・0ミリで59・3%、福井市越廼は66・0ミリで56・8%だった。

 県によると8月1日~19日に熱中症の疑いで医療機関に搬送されたのは115人(昨年同期比34人増)。今年の搬送者数は計534人に上り、昨年同期の約2倍で過去最多になっている。福井市、敦賀市などの公立小中で授業が再開される27日以降も高気圧の影響などで暑さが続く見込み。福井地方気象台は引き続き熱中症など健康管理に注意を呼び掛けている。

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