京セラドーム大阪での鯖江PRイベントに出演する猪狩ともかさん

 福井県鯖江市の「めがねのまちさばえ大使」に任命されているアイドルグループ「仮面女子」のメンバーで、事故により車いす生活を送る猪狩ともかさん(26)が8月31日から、大阪府大阪市の京セラドーム大阪で開かれる鯖江のPRイベントに出演する。同グループ公式ホームページで猪狩さんはイベント参加を目標にリハビリに励んでいることを明らかにし「皆さんに会えることがとてもうれしくて楽しみ」とメッセージを発信している。

 仮面女子は、昨年から県外で市のPR活動をしたり市内でライブ活動をしたりしている。各メンバーに「めがね課長」や「西山動物園PR課長」の役職があり、猪狩さんは「野球課長」として活躍。1月にあった「ふるさと鯖江の日」のイベントでは司会を任された。

 事故は今年4月、猪狩さんが東京都内を歩いていて強風で倒れた看板の下敷きになり脊髄損傷の大けがを負った。両下肢まひとなったが、「希望の光になりたい」と現役続行を決意。懸命なリハビリで約4カ月ぶりに活動を再開した。

 鯖江のPRイベント「めがねのまちさばえDAY」は昨年に続き2回目。今年はプロ野球オリックス―西武戦のスポンサーゲームとして31日、9月1日の2日間行われる。猪狩さんは、31日に始球式をする牧野百男市長の補助をする予定。球場の大型スクリーンで市のPR動画を放映するほか、ポスター掲示や眼鏡の洗浄コーナーを設置するなど、会場を“鯖江一色”に染める。1日もドームで観客を出迎える。

 鯖江ボーイズ出身の吉田正尚選手が所属するオリックスは、猪狩さんに選手のサインの寄せ書きを贈った。猪狩さんは自身のブログに「これを見て更に『絶対間に合わせたい!』という気持ちを強くさせてくれました」とつづっている。

 猪狩さんは10月13日に開幕する福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会)の開会式に出演することも決まっている。

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