システム障害発生で証明書の発行ができなくなった窓口=2018年7月23日午前10時10分ごろ、福井県坂井市役所丸岡支所

 福井県あわら市など福井県内9市町で発生した「総合行政情報システム」の障害について、サーバーを管理する福井システムズ(福井県坂井市)は8月21日、あわら市議会全員協議会で対策などの中間報告を行い、原因の調査結果報告は来年7月ごろになると説明した。

 同社によると、新システムを構築し現システムからの移行を終えてから、障害の原因調査を開始する。復旧が長期化した理由については、ネットワークが複雑化していることや、手作業による設定の際にミスがあったと明らかにした。同社は今後、緊急用の代替機器による予備環境を整備し、万一に備えるとした。

 全員協議会の冒頭、同社の川崎敏明社長は「長期間、システムが停止し市民の皆さまに多大なご迷惑をおかけした。大変申し訳ございません」と陳謝。議員からは「予備システムを準備しておくべきではないか」と体制の甘さを指摘する声が出た。

 システム障害は、同社がシステムのソフト更新作業を行っていた7月22日未明から通信障害が発生、完全復旧したのは同30日だった。

 【Dのコラム】 原因報告なしで再発防止できる?

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