東北勢の甲子園大会決勝成績

 第100回全国高校野球選手権大会決勝は、金足農業(秋田)が、大阪桐蔭(北大阪)に2―13で大敗した。東北勢は春夏を通じて12度目の甲子園大会決勝への挑戦だったが、またしても分厚い壁を打ち破れなかった。優勝旗の「白河の関」越えは、来春以降に持ち越しとなった。

 準優勝した金足農業の躍進は、福井県内の農業系高校の球児に「自分たちもやればできるはず」と大きな勇気を与えた。

 福井市の福井農林の野球部では、金足農業が勝ち上がるたび話題になっていったという。副主将の宮越凱さん(16)は「勝負強さがすごかった。自分たちも頑張ろうという気持ちになった」、野路良介さん(17)は「ユニホームのカラーも同じ紫色で共感を覚えた。希望や勇気をもらえた」と刺激を受けた様子だった。

 生徒は畑の管理や草花の世話、検定試験に向けた補習授業などで練習を途中で抜けたり、休まなければならないこともあるというが、屋敷大元主将(16)は「努力次第で結果は変わる。自分たちもしっかり努力したい」と力を込めた。

 8月25日からは来春の選抜大会につながる北信越地区高校野球福井県大会が開幕する。屋敷主将は「金足農業のように最後まで粘り強くあきらめずに試合をしたい」と意気込んでいた。

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