新年一般参賀に訪れた人たちに手を振られる天皇、皇后両陛下=2018年1月2日、宮殿・長和殿

 宮内庁と福井県は8月21日、天皇、皇后両陛下が福井しあわせ元気国体の開幕に合わせ9月28日に来県されると発表した。ご滞在は30日までの3日間。福井市内で行われる国体総合開会式に臨席するほか、越前市内でフェンシング競技を観戦される。天皇陛下は来年4月30日で退位されるため最後の国体ご臨席となる。

 両陛下のご来県は、2009年6月に福井市の一乗谷朝倉氏遺跡で開かれた全国植樹祭記念式典に臨席されて以来9年ぶり。県によると、天皇陛下は皇太子時代から通算で7回目、皇后さまは6回目のご来県となる。

 両陛下は9月28日午後に福井県に入られる。坂井市の県教育総合研究所で西川一誠知事の県勢概要説明後、併設の教育博物館を見学される。

 29日は午前に福井市の県国際交流会館で国体関係者と会食される。午後から同市の県営陸上競技場で行われる総合開会式にご臨席。ホテルフジタ福井で開かれる国体の役員懇談会にも出席される。

 30日午前は越前市武生中央公園総合体育館でフェンシングを観戦される。午後は武生高葵講堂で同市関係者と会食し、福井県を離れられる。

 28、29の両日ともホテルフジタ福井に宿泊される。荒天の場合、日程の一部が変更となる。

 西川知事は談話で「退位を控えておられる中でのご臨席となり、この節目に国体を開催できることは大変光栄。今回のご訪問で皇室と福井県のつながりがさらに深まることは県民にとって大きな喜びであり、ご来県を県民とともに心からお待ち申し上げる」とした。

 国体と全国植樹祭、全国豊かな海づくり大会への両陛下のご臨席は「三大行幸啓(ぎょうこうけい)」と呼ばれ、重要な地方訪問の公務として長年続けてこられた。19年以降は、新天皇に即位する皇太子さまが出席されることになる。

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