福井県福井市内のドラッグストアで一度に化粧品100点以上(販売価格合計24万3432円)を万引したなどとして、住所不定、無職のベトナム人の女(29)が逮捕、起訴されていたことが8月20日分かった。福井地裁(渡邉史朗裁判官)で同日、2件の窃盗罪での初公判があり、検察側は、化粧品を売却して換金しようと段ボールに入れて発送したと指摘した。県警は余罪を調べるとともに、共犯とみられる男らの行方を追っている。

 起訴内容は、氏名不詳者と共謀して▽今年6月10日、福井市内のドラッグストアで化粧品102点を盗んだ▽5月15日、敦賀市内のドラッグストアで化粧品など29点(販売価格合計8万9121円)を盗んだ―とされる。

 検察側は冒頭陳述で「陳列されていた商品をショルダーバッグ内に隠した」と指摘。福井市での102点は店舗関係者から声を掛けられたためかばんを放置して逃走。敦賀市での29点については、他の店のものとみられる商品も含め段ボール3箱に入れコンビニから発送したと述べた。

 警察庁のまとめによると、昨年摘発した来日外国人による万引は3240件あり、うち2037件(62・9%)をベトナム人が占めている。

関連記事