日差しを浴びて、ふっくらと熟した本郷イチジク=8月17日、福井県福井市八幡町

 秋の味覚、イチジクの収穫が福井県福井市本郷地区でピークを迎えている。8月17日は生産農家が早朝からビニールハウスに入り、ふっくら赤紫色になった実を丁寧に収穫していった。

 18年前から栽培している西田喜照さん(75)、美弥子さん(74)夫妻=同市=は、ビニールハウス1棟と露地で約50本育てている。収穫は8月上旬から始まった。この日は午前5時半ごろから作業を始め、熟し具合などを確かめながら約200個をもいでいった。好天が続いたおかげで甘さは十分という。収穫は11月末まで続く。

 上品な甘さにぷちぷちとした独特の食感。西田さん夫妻の育てる「本郷イチジク」は皮まで食べることができる。2人は「生はもちろん、イチジクは油とよく合う。さっと油で炒めるのもお勧め」と話していた。JA福井市の農産物直売所「喜ね舎愛菜館」(同市河増町)で販売している。

 
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