2千冊以上の歴史漫画が並ぶ「幕末明治マンガフェア」=越前町織田文化歴史館

 明治維新150年にちなみ、幕末から明治期の人物や事件を題材にした漫画を集めた「幕末明治マンガフェア」が、福井県の越前町織田文化歴史館で開かれている。会場には福井ゆかりの人物の伝記漫画や、映像化された人気コミックがずらり。子どもからお年寄りまで幅広い世代が訪れ、歴史物語を堪能している。12月2日まで。

 県などが展開する「幕末明治福井150年博」の一環。同館では歴史を好きになるきっかけ作りにしてもらおうと2年前から「歴史図書・マンガフェア」を開いており、今回は幕末や明治期の漫画を中心に新たに千冊以上用意した。

 日本史を原始から現代まで紹介している学習漫画「日本の歴史」シリーズや由利公正らの伝記漫画など、家庭学習の定番となっているものを多数陳列。映画化されたり舞台化されたりした「るろうに剣心」「JIN-仁-」などの人気コミックもそろっている。ほかの年代や世界史を舞台にした漫画も含めた歴史物が2千冊以上。幕末から明治期を題材としたものは約600冊が並んでいる。

 新刊も随時購入する予定。フェアの漫画本は貸し出ししておらず、館内で読むことができる。同館の担当者は「新選組など幕末・明治を題材にした作品は多く、それだけ歴史的に面白いということ。漫画なので気軽に手にとってほしい」と話している。

 関連企画として9月1日、京都精華大マンガ学部の吉村和真教授が「似顔絵とマンガの関係-幕末・明治に描かれた『顔』に隠された秘密とは-」と題し講演する。午後1時半~3時で中学生以上が対象。無料で先着50人。

 また子ども向けのイベントとして、司書がおすすめの歴史漫画を紹介するブックトーク(9月15日)、けん玉教室(9月29日)、ちょうちん作り(10月13日)もある。問い合わせは織田文化歴史館=電話0778(36)2288。

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