日本人男性が北朝鮮で今月、現地当局に拘束されたことが分かった。日本政府は情報収集を進めるとともに、北京の大使館ルートなどを通じて早期釈放を呼び掛けている。複数の政府関係筋が11日、明らかにした。日本人拉致問題の解決に向け、金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談実現を目指す安倍晋三首相の戦略に影響を与える可能性もある。

 関係筋によると、男性は30代。外国の旅行会社のツアーを利用して北朝鮮に入り、西部の港湾都市・南浦を訪れていたという。過去にも北朝鮮に渡航していたとの情報もある。北朝鮮では日本の元新聞記者が1999年にスパイ容疑で拘束され、約2年間抑留された。

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