福井県は8月10日、福井県立病院の医師が酒気帯び運転の罪で福井簡裁から罰金30万円の略式命令を受けたと発表した。医師は自宅謹慎中で、県は「命令の内容などを確認した上、厳正に処分する。管理監督者の処分も検討する」としている。

 県によると、略式命令を受けたのは同病院救命救急センターの男性医長(30代)。男性は今年6月25日午後11時50分ごろ、酒気を帯びた状態で同県福井市内で自家用車を運転。路肩にタイヤをとられ停車していたのをパトカーで巡回中の警察官が発見し、呼気検査したところ、基準値を超えるアルコールを検出した。

 男性は同僚らと同県永平寺町内の飲食店でビールなどを飲んだ後、運転代行を依頼した同僚の車に同乗していったん帰宅。その後、買い物のため自家用車を運転して出掛けたと話しているという。県には翌日報告し、そのまま謹慎していた。

 略式命令は8日付。本人には10日に郵送で通知されたという。県人事企画課は「警察の発見時には車を止めていて逮捕はされていなかった。処分の判断材料となる略式命令が出たため発表した」としている。

 同課の姫川祐一課長は「誠に遺憾であり、県民に対し深くおわび申し上げる。今後綱紀粛正を厳しく徹底し、県民の信頼回復を図っていきたい」とコメントした。

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