ジジイじゃないよ、ジ・ジだよっ!(剛力彩芽風)。自虐とも開き直りとも違う、なんだかあっかるーい表紙の本書。へー。今こんな雑誌があるんですね。

 本書を見かけたのは、普段は通らない雑誌コーナーをうろうろしていた時のこと。たまたま視界に入り、目が離せなくなってしまいました。ジジかー。この、ブリジット・バルドーにあやかってる感よ。G.G.佐藤にもあやかってる……わけではないのかな。そんなネーミングも、「50-60代の余生快楽誌!」ってキャッチコピーも、あれ、なんか既視感。と思いつつ購入。帰宅して開いて気がつきました。こ、これは……っ!き、岸田一郎の雑誌やないかーーーーーい!!!岸田一郎といえば「ちょいワルオヤジ」で一世を風靡した雑誌「LEON」の初代名物編集長でしたよね。

 そんな岸田編集長のこの雑誌、発売元は主婦の友社。彼の古巣は主婦と生活社。主婦を渡り歩いている模様です。ページをめくると、出てくるわ出てくるわ、岸田編集長。

 ページをめくると、出てくるわ出てくるわ、岸田編集長。巻頭の新製品紹介ページは岸田編集長と若手編集者との対談形式だし(若手が新しい情報を仕入れてきて、岸田がうんちくで返すパターン続きます)、バンコクにロケ行って現地の食事や観光スポット、ホテルなんか紹介してるし(めっちゃ楽しそう)、いやー出まくってる。表紙務めた石田純一より出まくってる。その立ち居振舞いや選ぶ服、そして雑誌のコンテンツから、なんというか……モテたい!という気持ちが伝わってきます。そして当方、まだモテたいんだ!と驚いております。ボルサリーノの帽子かぶってフェラガモの靴履いて、3桁の時計を手首に巻いて、女を口説こうとしている。そんなことないとはいわせない!だって巻末に、インテリAV女優の口説き指南のコラムあるもん!メイ見たもん!トトロいたもん!!!

 ……すみません取り乱しました。いやーすごい。着飾って肉食って女口説いて、お元気そうでなによりです。世のギラギラおじさんの世界を垣間見て、そのパワフルさに圧倒されました。ちょっと横になります。

(GGメディア 907円+税)=アリー・マントワネット

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