初戦前日の打撃練習で快音を響かせる敦賀気比ナイン=8月9日、大阪府の豊中ローズ球場

 夏の甲子園に3年ぶり8度目の出場を果たした敦賀気比(福井県)は1回戦前日の8月9日、大阪府の豊中ローズ球場で最終調整した。打撃練習に時間を割き、各打者が低く鋭い当たりを放つなど万全の態勢を整えた。

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 元気よくグラウンドに飛び出したナインはノックを受け、内外野ともに軽快な動きを見せた。

 続いてマシンと打撃投手を相手に打ち込み、黒田響生、高橋丞、阪口竜暉らが鋭いライナーを放った。野道大誠、西川剣之介も力強い打球を飛ばし、調子は上向き。

 エース左腕の木下元秀はブルペンで約30球を投げ、「調子は悪くない。最少失点に抑えたい」と好感触を得た様子だった。

 東哲平監督は「相手は打線がいいが、投手を中心に守りからリズムをつくり攻撃では先手先手を打てるようにしたい」と狙いを語った。杉森圭輔主将は「準備はできた。あとは思い切りプレーするだけ」と意気込んだ。

 敦賀気比は10日の第1試合で木更津総合(東千葉)と対戦する。午前9時半開始予定。

 ■投手陣の粘りが鍵

 打のチーム同士の激突。敦賀気比はエース木下ら投手陣が木更津総合を最少失点で抑え、守備から攻撃への流れをつくりたい。東千葉大会で2本塁打の1番東、サイクル安打を記録した4番野尻幸輝は要注意だ。継投のタイミングも鍵になる。

 打線は1番岩本が出塁し、黒田響がつないで高橋、阪口、杉森の中軸でかえすパターン。相手エースの野尻、根本太一は速球派だが、タイプ的には苦にしない。早い段階で先制点を取れるかがポイントだ。下位から上位につながれば、得点のチャンスも広がる。

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