弦を引き的を見据える今井雅樹=福井県立アーチェリーセンター

 「打つフォームをいかに一定に保つかが重要。感覚と修正力が鍵になる」。アーチェリーの今井雅樹(丹南高職員)は、勝負のポイントをこう見据える。

 滋賀県出身。高校から競技を始め、めきめきと成長。名門の近畿大からスカウトされた。同大卒業を控え、2016年国体開催地の岩手、17年開催の愛媛、そして福井から誘いがあった。国体開催までの準備期間があり、実家からも近い福井を選んだ。

 連日約4時間練習し、200~300本の矢を放つ。その後は体幹強化のためプールに通う。信頼を寄せる高校時代の顧問にアドバイスを受けるため、滋賀にも足しげく通う。練習より試合の方がいい点数が出ることが多く、県大会より全国大会の方が力が発揮できるという、大舞台に強いタイプで「うまい具合に開き直っているんだと思う」と笑う。

 チームリーダーでもある。不調時にすぐいらいらしてしまう性格だが、チームの雰囲気を悪くしないようにと、最近はできる限り笑顔を保つようにしている。自分のプレーにも好影響となり、劣勢を挽回できたことも。「こっちのいらだちが伝わると、相手に余裕を与えてしまう。気をつけないと」

 国体では予選上位8チームでトーナメントを争う。まずは予選4位以内が目標。チームの3人が普段通りの点数を出せれば堅いとみる。「いいふうにかみ合っている。福井県の天皇杯獲得に貢献したい」と静かな闘志をのぞかせた。

 ■今井雅樹(いまい・まさき)大津市出身。北大津高で全国高校総体の個人優勝。近畿大に進み、2016年から丹南高職員。昨年の北信越地区選手権で優勝、今年6月の全日本社会人選手権は9位。身長186センチ、体重82キロ。24歳。

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