伝統工芸「若狭塗」を文字盤に施した腕時計(レディーフォー提供)

 福井県小浜市で飲食店を経営する「やまと」社長の小泉伊久治さんが、時計メーカーなどと協力し、伝統工芸「若狭塗」を文字盤に施した腕時計を製品化した。小泉さんは8月3日、福井新聞社などによる福井に特化したクラウドファンディングサービス「ミラカナ」を活用し製品の販売を開始。「このプロジェクトを通して若狭塗の新しい世界を開きたい。小浜をできるだけ多くの方に知っていただきたい」と意気込んでいる。

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 小泉さんは日頃から「小浜に貢献したい」との思いを抱きつつ、食による地域活性化で「差別化」を図る難しさを実感していたという。そのような中で時計メーカー経営者の友人から若狭塗を施した腕時計を販売する提案を受け、周囲の協力を得て製品化にこぎ着けた。小泉さんは「『日本の伝統工芸と腕時計のコラボ』の市場は成熟しておらず、地域活性化の起爆剤になる」とアピールする。

 若狭塗は貝殻や卵の殻などに漆を上塗りしてから研ぎ出すのが特徴。一つとして同じ仕上がりにならず、高級感漂う「究極のオリジナル時計」になるという。時計本体はトキテック(本社東京)の製造で、スタイリッシュなデザインかつ耐久性に優れている。

 プロジェクトの目標金額は20万円で、期間は9月18日まで。支援に対するリターン(返礼)は製品6種類で、3万5千円から5万円。製品によっては一般販売予定価格より安く購入することもできる。

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