■支持母体

 国民、立民両県連が統一候補を視野に入れる中、両県連の支持母体である連合福井は今のところ、表だった動きを見せていない。横山龍寛会長は「候補者探しが本格化するのは、立民県連合が立ち上がってからだろう」と見通す。

 連合福井として支援するには、組合員に候補者を浸透させる時間が必要となる。さらに今回は統一地方選の準備も並行するため、複雑を極める。横山会長は「我々の都合だけを言えば、10月の定期大会で候補者の推薦を承認できるよう擁立作業を進めてほしい」とくぎを刺した。

 前回参院選を前に誕生した野党と市民団体の連合「ピースふくい」の辻一憲事務局長は「政党が分裂し、私自身も旧民進を離党した。それぞれの立ち位置をまず確認しなければならない」と主張する。

 野党関係者の中には「自民が公認を巡りゴタゴタしている今が、攻勢を掛けるチャンス」と見る向きがあるのも事実。ただ、横山会長は冷ややかに言い切った。「自民が安心して内輪もめしていられるほど、野党が弱いという証しだ」

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