生い茂る古木の中、正午にだけ差し込む一筋の光―。伝説によると、福井市一光(いかり)地区の地名は、そんな太古の原風景が由来といわれる。1日で太陽が頂点に達したときだけに拝める光を、住民たちは「尊一光」と呼んだという。一方、大和国(現奈良県)吉野郡川上村に「井光」と同じ読み名の地があり、吉野人が移り住んだから、との説もある。