最優秀賞に輝き喜ぶ福井県の勝山高校日本文化部=7月29日、静岡県御殿場市(同校提供)

 勝山高校(福井県)の日本文化部が和太鼓の高校生団体日本一を決める第9回全国高校生太鼓甲子園(7月29日、静岡県御殿場市)で2年ぶり2度目の最優秀賞に輝いた。勝山左義長ばやしの「浮き太鼓」を取り入れて祭りの躍動感を表情豊かに表現、頂点に再度上り詰めた。

 大会は、ビデオ審査を通過した福井農林高校を含む全国の12校で競った。

 勝山高校日本文化部は2、3年生24人で出場。O・TA・I・KO座「明神」座長の上坂優さん(福井県越前町)の指導の下、2年前に先輩たちが最優秀賞をつかんだ創作曲「真夏の左義長」を構成を変え挑んだ。

 オープニングは集団での勇壮な太鼓演奏からスタート。中盤からは三味線、笛を交え、勝山左義長ばやし独特の浮き太鼓を織り交ぜて祭りの楽しさ、柔らかさを表現。後半には情熱的なばちさばきに転換し、躍動感いっぱいの約8分間のステージを締めくくった。

 合奏技術の高さが評価され、同部部長(3年)は「パートごとの表情や体を大きく使う表現を大切にした。全員の努力が報われた」と喜びを語る。メンバーらは「プレッシャーはかなりあった」(同部副部長・3年)「エンディングはややそろわず自信はなかった」(同部副部長・3年)などと振り返った。

 指導した上坂さんは「生徒たちが頑張ってくれたことに感謝。『真夏の左義長』が勝山で愛される曲になってくれたらうれしい」とコメントした。

 勝山高校は太鼓甲子園に初出場した2014年に3位に当たる特別賞、16年に県勢初の最優秀賞に輝いた。

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