1669(寛文9)年、福井城下で起きた大火は、天守閣を含め城内のほとんどを焼き尽くした。足羽川北側で残ったのは天王町と松本地区8カ町だけで、焼失家屋は3579軒に上った。その後、本丸に近い城の橋、勝見、百間堀南側辺りの町屋や侍屋敷は移転、延焼防止の菜園が造成された。城下では10年前にも大火があり、度重なる火魔から城郭を守る備えだった。