稲田朋美氏

 自民党福井市支部長の稲田朋美衆院議員(福井1区)は8月1日、昨年12月の福井県連会長人事を巡る支部所属市議との亀裂が「修復した」と述べた。市内で開かれた支部執行部会の後、記者団に「こちらの説明が足りなかった点を反省し、これまでに十分に話し合ったことで和解が成立したと思っている。支部一丸で党勢拡大を図る体制が整い、きょうも改めて結束を確認した」と語った。その上で「秋に自民総裁選があり、来年には統一地方選、参院選がある。山崎正昭県連会長の下で一丸となって頑張っていきたい」とした。

 支部定期大会は、対立の影響で開催できない状況となっていたが、例年より2カ月遅れの8月12日に開くことを決めたという。市議の集団離党騒動に発展した支部の混乱は収束に向かいそうだ。

 稲田氏は、山崎会長が選出された県連定期大会翌日の昨年12月18日、支部緊急役員会を開き、支部として会長人事の仕切り直しを求める申し入れ書を県連に提出することを決めた。これに党籍を持つ市議19人は「山崎会長に対する異議申し立てに巻き込まれ大変迷惑」と反発し、集団で離党する構えを見せた。稲田氏は3月の支部緊急役員会で、異議申し立てを取り下げる考えを示したものの、市議には「謝罪も何もない」との突き放した受け止めが多く、関係が冷え込んでいた。

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