職員の逮捕について陳謝する牧野百男市長(中央)ら=7月31日、福井県鯖江市役所

 福井県鯖江市の税務課職員が乗用車を運転中に当て逃げをしたとして道交法違反(安全運転義務違反・事故不申告)容疑で鯖江署に逮捕されたことを受け、牧野百男市長は7月31日、市役所で記者会見を開いた。市長は「市民の皆さまの信頼と期待を裏切る結果となって申し訳ない」と陳謝した。

 同市は昨年から事務処理や課税のミスが立て続けに発覚しており、今年6月には元公民館臨時職員の地区事業費など着服で市教委幹部が謝罪会見を開いたばかり。牧野市長は「重ね重ねの不祥事に大変大きな衝撃を受けている。弁解の余地は全くない」と厳しい表情で語った。

 今回、逮捕されたのは税務課主任の鈴木守容疑者(40)=鯖江市。逮捕容疑は30日未明、乗用車を運転中に消火栓に衝突する物損事故を起こしたのに届け出せず逃走した疑い。

 市によると、鈴木容疑者は事故を起こす前から30日午前の半休を申請していた。同日午前11時ごろ、同容疑者から税務課長に対し「消火栓を損壊する事故を起こしたため警察に出頭する」との連絡があった。事故を起こす前の行動など詳細は確認できていないとしている。

 市は今後、鯖江署の捜査状況を踏まえ鈴木容疑者の処分を検討する。
 

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