全国学力テストの問題冊子の配布を待つ生徒=4月17日、福井県福井市足羽一中

全国学力テスト都道府県別の平均正答率上位(公立、単位%)

 文部科学省は7月31日、小学6年と中学3年の全員を対象に4月に行った2018年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。公立校の平均正答率を都道府県別にみると、福井県は中3の数学A、Bと理科が1位だった。国語Aは2位、国語Bは3位。小6は国語A2位、国語B6位、算数A4位、算数Bと理科が3位だった。10科目中6科目で順位を下げたが県教育委員会は「11年連続で全国トップクラスを維持できた」としている。

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 テストは国語、算数・数学に加え、3年に1度の理科を行った。国語と算数・数学は基礎知識を問うA問題と活用力をみるB問題を行った。平均正答率は、昨年度に続き過度な競争をあおらないように小数点を四捨五入する整数値で公表。結果を夏休み明けからの指導に生かせるよう、公表時期を例年に比べ1カ月前倒しした。

 福井県は国公私立276校の1万3895人が挑んだ。公立校の平均正答率は中3の数学Aが72%で11年連続の全国1位となり、数学Bも53%で6年連続、理科も71%で6年前、3年前に続く1位となった。前回1位だった国語Aは79%で2位、国語Bは64%の3位でそれぞれ順位を一つ下げた。

 小6は国語Aが76%の2位で順位を二つ上げ、国語Bは57%の6位で二つ下げた。算数Aは66%の4位、算数Bは56%の3位、理科は64%の3位でそれぞれ前回から一つ下げた。

 県教委は「全国学力テストや独自の学力調査で見えた課題の克服に向け、昨年度初めて教員向けの問題集を作成するなど授業改善を続けていることがトップクラス維持につながった」とする一方「多角的な見方や考え方などに課題がある」とした。

 県内の市町別の結果は公表せず、各市町教委に判断、対応を委ねる。

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