敦賀市の公立幼稚園、小学校の制服リユースを呼び掛ける三國真弓代表=福井県敦賀市内

 福井県敦賀市の子育て支援団体「親教育プロセス☆」は、市内の公立幼稚園、小学校の制服を捨てようとしている親と新調しようとしている親を仲介する「制服リユース」を始めた。三國真弓代表(38)=同市=は「まだ着ることができる制服を循環させ、子育て世代の負担を減らしたい」と活用を呼び掛けている。

 同団体は2014年4月に一児の母である三國代表ら3人で発足し、インターネットを使ったクラウドファンディングで資金を集めるなどし、月に1回ほどセミナーを開いたり、ネットなどを通して子育て相談に乗ったりしている。

 制服リユースは昨年、三國さんの息子の幼稚園入園にあたり、高価な制服を譲ってくれる人を自力で見つけるのに苦労したのがきっかけ。譲ってくれた人から「まだきれいだし、捨てるのがもったいなかった」と喜んでもらえたという。

 成長期の子どもは服のサイズがすぐに変わってしまう。「システムを作れば、私のように大変な思いをする人を減らすことができる」と考え、12月から仲介を始めた。

 制服をはじめ、かばん、帽子、体操服なども受け付けている。制服を譲る人と譲り受ける人、それぞれサイズを聞き取り、先着順で仲介する。両者の希望次第で直接やりとりができる。

 三國代表は「親の財布に優しいだけでなく、ものを大切に使うという心を子どもたちに教えることにもつなげたい」と話している。

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