「ドーミーイン」誘致予定のカトー立体パーク周辺=14日、福井市中央1丁目

 福井市中央1丁目の立体駐車場「カトー立体パーク」一帯の地権者が協力し、駐車場や周辺ビルを取り壊して再開発し、ビジネスホテルチェーン「ドーミーイン」(本社東京)を誘致する計画を進めている。実現すれば同ホテルの進出は県内初。福井国体や北陸新幹線福井開業で増加が見込まれるビジネスマンや観光客を取り込みたいとしている。6月にも解体に着手し、国体が開会する来年9月末までのオープンを目指す。

 駐車場を経営する同市の不動産業「加藤ビル」(加藤幹夫社長)が誘致を主導している。駐車場は1972年に完成。老朽化が進んでいたため、同社が2年前から周辺のテナントビルの地権者と誘致を計画してきた。不動産コンサルの「シンカイ」(同市)が事業を手掛ける。

 加藤ビルが地権者から土地を借り上げ、二十数億円かけて建設する。完成後は土地と建物を同ホテルに貸し出し、賃貸収入を見込む。

 現在の計画では、ホテルは鉄筋コンクリート9階建て。延べ床面積は約5800平方メートル。客室は188室で、月間約5千人の利用を見込んでいる。最上階には同ホテルの売りである温泉付き大浴場や露天風呂を整備し、足羽山や足羽川の眺望が楽しめるようにする。約60台分の駐車場を設け、日中はホテルの宿泊客だけでなく、中心市街地を訪れる買い物客にも開放する。

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