「三角縁神獣鏡」の原寸大チョコ作りに励む参加者=11日、福井市立郷土歴史博物館

 福井市内で出土した古墳時代の銅鏡「三角縁神獣鏡」を模したチョコレートを作るワークショップが11日、同市立郷土歴史博物館で開かれた。福井県内外の歴史ファンらが直径22センチの原寸大チョコを完成させた。

 銅鏡は2000年に花野谷1号墳で出土し、同館に展示されている。銅鏡チョコ作りは学芸員が企画し、今年で5年目。年々人気を集め、今年は11、12の両日に、昨年の倍以上の249人の応募があった。定員の約7倍で3分の1が県外からの応募だった。

 この日は計3回行われ、各回とも6人が参加した。シリコン製の型に、湯せんで溶かしたチョコ300グラムを流し込み、冷蔵庫で30分ほど冷却。チョコが割れないよう慎重に型から外すと、神や獣、文字など銅鏡の文様が現れた。仕上げに光沢が出るパールパウダーを表面に塗って完成。参加者は精巧な出来栄えに満足した様子で、写真に収めていた。

 遺跡好きという三上真喜子さん(29)=同県越前町=は「きれいな文様で感動した。じっくり眺めてから家族みんなで味わいたい」と話していた。

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