福井県小浜市の「いづみ町商店街」で撮影された演歌「鯖街道」のミュージックビデオの一場面 (C)徳間ジャパンコミュニケーションズ

 アイドルグループAKB48の元メンバーで演歌歌手の岩佐美咲さん(22)が歌う「鯖街道」が1月上旬に発売され、福井県小浜市内で話題になっている。AKBグループ総合プロデューサーの秋元康さんが手掛けた歌詞には「京は遠ても十八里」といったフレーズが並び、関係者は「日本遺産認定に続き、鯖街道と小浜をアピールする追い風になる」と期待を寄せている。

 「鯖街道」は、岩佐さんの6枚目のシングルとして1月10日に発売された。秋元さんが作った歌詞は「小浜の港に鯖が揚がる頃…」から始まり、「根来坂(ねごりざか)」「小入谷(おにゅうだに)」「鞍馬」など京都へ向かう道中の地名も出てくる。昨年11月に小浜市内で撮影されたミュージックビデオ(MV)では、鯖街道の起点である「いづみ町商店街」で岩佐さん本人が登場。歌に合わせて小浜漁港の映像も流れる。

 「鯖街道」は、オリコン週間CDシングルランキングで初登場10位。岩佐さんは「実際に鯖街道へ行かせていただいて、歌にぴったりのMVになっていると思います」などとコメントしている。

 「いづみ町通りまちづくり研究会」の田村均会長は「鯖街道をアピールする歌詞で、とてもうれしい。商店街だけでなく小浜市内全体の起爆剤になる」と大歓迎。「若い歌手が歌ってくれることで、幅広い世代に『小浜=鯖街道』というイメージが浸透するのを期待したい」と話す。

 小浜市商工観光課の和久田和典課長は「小浜を全国発信する歌になっており大変ありがたい。鯖街道ウオーキングなどのイベントで、何らかの連携ができないか検討していきたい」と話している。

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「鯖街道」
作詞・秋元康 作曲・福田貴訓

小浜の港に鯖が揚がる頃
溢れる涙は枯れるでしょうか
終わった恋を塩漬けにして
根来坂(ねごりざか)越える
京は遠ても十八里
未練背負い 一人旅
あなたが愛しい
ああ 鯖街道 (歌詞の一部抜粋)

JASRAC 出 1701224−701

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