2018年夏にJR北陸線の福井県内区間に導入されるJR西日本のICカード乗車券「ICOCA」

 JR西日本金沢支社は31日、ICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」を、福井国体・全国障害者スポーツ大会前の2018年夏に北陸線福井県内区間に導入する予定と発表した。牛ノ谷駅(あわら市)から新疋田駅(敦賀市)まで19駅で運賃を支払うことができ、指定店舗では買い物にも使えるようになる。

 同日、JR西金沢支社の児島邦昌支社長が県庁を訪れ、西川一誠知事に説明した。県は福井国体までの導入をJR西に要望していた。

 ICカード乗車券は、券売機などで事前に入金(チャージ)し、自動改札機の読み取り部分にかざすと運賃が引き落とされる仕組み。JR西によると、福井県内の導入整備費は約7億円の見込みという。JR西管内の2府16県で自動改札機が導入される最後の県となる。

 首都圏の「Suica(スイカ)」など互換性のある他エリアのICカード乗車券も福井県内で北陸線を利用する場合に自動改札機を使えるため、県外客にとっても便利になる。

 児島支社長は県庁で、西川知事に「福井国体には必ず間に合わせる」と述べ、詳しいサービスの内容や開始日は決まり次第報告するとした。

 また「えちぜん鉄道や福井鉄道、路線バスなど、他の交通事業者とも同じICカード乗車券のシステムで相互に利用できるよう、働き掛けを進めていきたい」と述べた。

 西川知事は「できるだけ早く実現するようお力添えを」と求めた。

関連記事