福井市民が坂川優市長とさまざまなテーマで会談する「市長室へようこそ」が三十日、市役所の市長室で行われた。「少子化対策—働きながら子育てをするために—」と題し、子育て中の母親九人が参加。保育園の在り方や教育費などへの要望や提案を交え語り合った。

 市長のマニフェストに基づき初めて企画。この日の話し合いは二回に分けて行われた。

 保育園に関する意見交換で井上麻里子さん(34)=島橋町=は「保育士の異動が多く、新任の保育士とコミュニケーションをとるのが大変」、植村栄子さん(42)=木田町=は「入園希望の多い園の定員を増やしてほしい」と話した。保育士の増員を求める声も上がった。

 鳥山優子さん(34)=下中町=は、結婚しなかったり、多く子どもを生まない理由として「将来の教育費の負担に不安を感じている」とし、教育費への補助を求めた。

 また西澤京子さん(35)=東今泉町=は、現在の職場が子どもを生み育てやすい雰囲気にあることを紹介し、「スムーズに育児ができる職場環境づくりが大事」と語った。坂川市長は、母親からの声にメモを取りながら、「行政として知恵を絞っていきたい」と答えた。

 次回は「県外出身者から見た福井—福井のここがスキ、ここがキライ—」をテーマに二十七日に開催。市内に在住、勤務する県外出身の人やグループを対象に、五日から参加者を募集する。申し込み、問い合わせは市秘書=電話0776(20)5205、Eメールhisyo@city.fukui.lg.jp