頭部が落ちたホワイトザウルス=2016年7月11日、福井県勝山市村岡町五本寺(同市提供)

 頭部が落下し、撤去された恐竜モニュメント「ホワイトザウルス」の“復活”へ向け、福井県勝山市が建設資金を募っている寄付が今月末で締め切られる。25日段階で690万円が集まったが、目標金額の3564(ザウルス)万円の20%弱にとどまっている。市では「1人でも多くの皆さんの支援をお願いしたい」とさらなる上積みを期待している。

 募集は昨年9月から始めた。市では初の試みとなるインターネットでの資金調達「ガバメントクラウドファンディング」に加え、郵便振替でも受け付けている。子どもでも寄付しやすいように千円から寄付できるようにしたほか、ホワイトザウルスをイメージした返礼品を多数用意している。

 25日現在の寄付件数はネットと郵送合わせ355件、金額は約690万円。件数金額ともネット募集が始まった11月から急増し、右肩上がりで増えているものの目標金額とはかなりの開きがある。

 千円、1万円コースに人気があり、今月には100万円コースも1件あった。市未来創造課では「金額ベースでは市民からの寄付が65%を占めた。(ホワイトザウルスを)自分たちのものとして残したいとの思いが強いのではないか」と話している。

 市では目標金額に未達の場合、足りない分は税金から支出し建設する予定。新年度以降に着工し、年内には生まれ変わったホワイトザウルスを市民に披露したい考え。

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