福井市美術館で開催中の第八回同市中学校美術科作品展(福井新聞社後援)の一環として二十七日、現代美術作家によるワークショップが同館で行われ、市内中学校の美術部員らが県内第一線で活躍する作家たちと交流した。

 作家のものづくりに対する視点を学ぼうと初めて企画。紙による造形に取り組んでいる越前市の角喜代則さん(ストリートギャラリー・みちくさ主宰)と、平面作品を専門とする福井市の間所節夫さん(鯖江高教諭)の二人を招待した。

 午後から行われた角さんとの交流には至民、足羽一、森田の三校から生徒約四十人が参加。生徒たちが出品している竜や海の守護神などをイメージしたお面状の造形作品や絵画、和紙のランプシェイドを一緒に見て回りながら、創作のアドバイスを受けた。

 角さんは「ユニークな発想を得るためには遊ばないといけない」「楽しい、悲しい、さまざまな感情の中で、ものづくりというものは変わってくる。感情を表現できるのもアートの魅力」などと話しかけていた。同美術館近くの病院で開かれている角さんの個展も見学した。