世界的バイオリン制作者、陳昌鉉さんが手掛けたバイオリンの伸びやかな音色を楽しむコンサート=24日、福井県坂井市丸岡町長崎のまごころ保育園

 「東洋のストラディバリ」と称された在日韓国人で2012年に82歳で亡くなった陳昌鉉(チンショウゲン)さんが手掛けたバイオリン「鳳仙花(ほうせんか)」によるコンサートが24日、福井県坂井市丸岡町長崎のまごころ保育園で開かれた。園児約90人が伸びやかで美しい音色を楽しんだ。

 鳳仙花は、陳さんが亡くなった翌年、交流のあった在日韓国人2世、金鐘福(キンショウフク)(島田利男)さん(69)が譲り受けた。金さんは14年に有志で「鳳仙花を愛する会」を結成。バイオリンで日韓の懸け橋を築こうと、福井県内で無料演奏会を行っている。

 今回は、同保育園の要望を受けて開いた。同会メンバーで京都市交響楽団の松谷由美さん(42)=福井県大野市=が、クラシックやアニメソングなど約10曲を披露した。

 園児は曲に合わせて歌ったり手拍子をしたりした。小角侑輝ちゃん(6)は「バイオリンが好きになった」と話していた。半田童規(とうき)ちゃん(3)がバイオリンの音出しに挑戦し「いい音。楽しい」と笑顔をみせた。

関連記事
あわせて読みたい