冬遊フェスタで、武生工業高の生徒が作った「ミニ・フクラム」の運転を楽しむ子ども=22日、福井県越前市の武生東小

 福井県越前市の武生工業高の生徒が福井鉄道の車両をイメージした「ミニ・フクラム」と駅名標を作り22日、同市武生東小周辺で開かれたイベント「冬遊フェスタinひがし」で初披露した。

 えちぜん鉄道三国芦原線と福井鉄道福武線の相互乗り入れについて知ってもらおうと授業の一環で製作。昨年10月に取りかかり、電気科の山本和宙さんら3年生6人がミニ・フクラム、都市・建築科3年の吉羽幸奈さんらが駅名標を作った。

 ミニ・フクラムは全長約120センチ、幅約75センチ、高さ約100センチ。丸みを帯びた車体は木の板を曲げて表現。レバーを動かすとタイヤに付けたモーターが作動して動く仕組みで、小さな子どもでも運転できるようにした。大人と子ども一人ずつの重さに耐えられる。

 6人は、授業のほか放課後も毎日集まり、時には休日返上で製作。レバーの動きをモーターに伝える回路の組み方や、重さに耐えられるモーターの取り付け方などを工夫したという。

 駅名標は「越前武生」「鷲塚針原」「田原町」の3駅分を作製。木製で縦約40センチ、横約70センチ。それぞれキク、ユリ、水仙の絵を描いた。

 ミニ・フクラムコーナーには大勢の子どもたちが集まり運転を満喫。乗車した西野遼太郎ちゃん(4)=同市=は「かっこいい」と上機嫌だった。製作した山本さんは「休日返上で作ったかいがあった」と笑顔を浮かべた。

 冬遊フェスタは、東地区自治振興会や同校父母と先生の会などでつくる実行委員会が主催して開かれた。

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