福井県鯖江市の活性化案を発表するコンテスト参加者=22日、同市の市民ホールつつじ

 福井県内外の社会人が福井県鯖江市の活性化策を提案する「第4回おとな版鯖江市地域活性化プランコンテスト」の公開プレゼンテーションが22日、同市の市民ホールつつじで開かれた。第一線で働く参加者が4チームに分かれ、市の課題を検討。観覧する市民に対し「独自のアイトレーニング開発」「地場産野菜を使った商品考案」など1カ月以上かけて練り上げた案を発表した。

 コンテストは、同市の学生団体「with(ウィズ)」が2013年から実施。これまでの提案のうち、女子高生がまちづくりに参画する「鯖江市役所JK課」など四つの案が実現されている。

 提案者は20〜40代の商社、IT企業、広告代理店の社員ら男女12人。3人1チームに分かれ、各チームが市民コーディネーターから出された「鯖江にJリーグチームをつくる」「鯖江に味覚とおもてなしの拠点をつくる」「漆器×禅×食を体感できる場をつくる」「目をまもるめがねの街さばえをつくる」を1テーマずつ担当、昨年12月から検討を始めた。21日からは市内で合宿を行い最終案を練り上げた。

 公開プレゼンでは、各チーム15分の持ち時間で発表。「目をまもるめがねの街さばえをつくる」をテーマに取り組んだチームめがねは、スポーツに欠かせない視力「スポーツビジョン」を鍛える鯖江式アイトレーニングを提案。競技ごとに必要な視力を鍛えるなどの具体案を示し、「スポーツチームなどの合宿を誘致することで、市内のにぎわい創出にもつながる」などと述べた。

 観覧者の投票による「オーディエンス賞」には、テーマ「鯖江に味覚とおもてなしの拠点をつくる」を検討し、サンドーム福井を訪れる人が気軽に食べられる地場産野菜で作った商品考案を提案した「チームおもてなし」が輝いた。

 コメンテーターを務めた牧野百男鯖江市長は「今回の提案は、鯖江が全国や世界に誇れるものを作っていくために役立つものだった」と講評。提案を受けた個人や団体は実現に向けて検討する。

関連記事
あわせて読みたい