来場者の目を引く、青く神秘的に輝くモルフォチョウ=福井市自然史博物館

 福井や世界の昆虫の標本を一堂に集めた特別展「世界の大むしむし展2」(福井新聞社後援)が、福井市自然史博物館で開かれている。宝石のように輝く羽を持つきれいなチョウ、雄雌半分ずつの奇妙なクワガタ、体長35センチの世界最大級の昆虫など、どきどきわくわくの約1500点がずらり。生きたカブトムシも展示され、見て触れて昆虫の魅力を体感できる。9月2日まで。

 5年前に開いたむしむし展が好評だったことから、夏休みに合わせて第2弾を企画。前回は海外の昆虫が中心だったが、今回は県内で生息する虫も加え、約550種を展示。うち約200種約400点は、市内在住の昆虫研究家、下野谷豊一さんから借り受けた。

 カラフルな昆虫の展示では、青く神秘的に輝くモルフォチョウの羽、宝石のように金、銀にきらめくコガネムシに目を奪われる。巨大昆虫コーナーでは世界最大級の体長35センチのナナフシが圧巻。細い竹のような胴からさらに細い脚が伸び、まるでアンテナのよう。右と左で雌雄が分かれたミヤマクワガタ、人面模様の虫など奇抜なものを集めたコーナーも人気だ。

 夜叉ケ池(南越前町)に生息する絶滅危惧種ヤシャゲンゴロウ、足羽山でしか見つかっていないゴミムシなど、福井ならではの虫や県内の多様な生息状況も紹介。南米産カブトムシを集めた部屋では、ヘラクレスオオカブトを持ったりなでたりできる。市内在住の吉田叡太朗ちゃん(5)は「チョウの青い羽根がきれいだったし、でかいガの標本もあってすごかった」と興奮気味だった。

 担当の梅村信哉学芸員は「展示を通して子どもに夢を持ってもらい、自然に目を向けるきっかけになれば」と話している。期間中は各種関連行事も実施される。問い合わせは同館=電話0776(35)2844。

 ●むしむし展関連行事
 ▽昆虫のアクセサリー作り(8月11日)▽世界のカブトムシ、クワガタ、ビンゴでプレゼント(8月12日、9月2日)▽福井のカブトムシ、クワガタ、ビンゴでプレゼント(8月13日)▽チョウの羽のしおり作り(8月14、26日)▽昆虫缶バッジ作り(8月15日)▽カブトムシ、クワガタのかぶと作り(8月16日)
関連記事