越前市の西地区自治振興会は二十一日、京町一丁目の総社通り商店街などで「冬を遊ぼう」を開いた。福井市や大野市などからも親子連れらが参加、全長百メートルの水ようかん作りに挑戦した。

 世代間交流と地域活性化を図ろうと昨年、白山地区で初開催した雪遊びを地元に移し、天気に左右されないよう商店街のアーケード下で楽しめる催しを考案した。

 地元の建具屋が用意した長さ一・八メートル、幅九センチの木枠五十六本を組み立て、寒天や砂糖、あんこを大鍋で煮詰めた。出来上がった熱々の材料八一・六リットルをやかんに分け、約三百人が並ぶコップに注いだ。同商店街振興組合の黒田啓理事長がカウントダウンし、子供らが一斉に枠へ流し込んだ。

 冷める間、総社大神宮境内に池田町から運ばれた雪でひと遊び。約一時間後、固まった手作りの水ようかんを切り分け、口にほおばると、あちこちから「おいしい」と歓声が上がった。

 焼き芋や豚汁なども振る舞われ、同神宮一帯は冬の味覚を堪能する子供やお年寄りの笑い声に包まれていた。同振興会はこの巨大水ようかんをギネス申請した。