小松空港を出発する日本航空の飛行機

 日本航空グループと全日本空輸グループは19日、3月26日からの運航計画をそれぞれ発表した。

 日本航空(JAL)の本田俊介・国内路線事業部長らは19日、福井新聞社を訪れ、同日発表された小松—羽田便の夏ダイヤ(3月26日〜10月28日)について1日6往復を維持すると説明した。

 2015年3月の北陸新幹線金沢開業以降の便数、座席数を継続する。ダイヤは羽田発の始発は午前7時55分、最終便は午後7時55分に遅らせ、首都圏の利用者やビジネス客の利便性を向上させる。

 16年4月〜11月の客数は前年同期比約6%の増加で、本田部長は「順調な結果。利便性の観点から、しっかりと6便を維持することにした」と述べた。また「北陸新幹線開業後は利用客が流れたが落ち着き、シェアを戻している」とし、小松—羽田便についてJALマイレージバンク会員の県内客数が16年は9・3%となり、14年に比べほぼ倍増していると説明した。

 JALは旅行とのパック商品やマイレージ活用といったお得さを引き続きPRし、県内利用者の拡大を促進したい考え。本田部長は「身近な乗り物として認知を高めることで福井の需要はまだ伸びる」との認識を示し「世界に広がるネットワークを生かして福井の良さを国内外に発信し、拡大する北陸の観光客を福井に呼び込む取り組みも強化していく」と話した。伊東芳隆北陸支店長が同席した。

 ■ANA、小松発最終便は午後6時35分

 全日空(ANA)は小松—羽田線の1日4往復を維持する。小松発は始発が午前7時45分で変わらないが、最終は午後6時35分で10分早くなる。同社は昨年3月、北陸新幹線との競合が厳しいため、1日6往復から4往復に減らしていた。

 日航は公的支援を受けたことによる新規路線の開設制限が3月末で終わるのを機に、羽田—ニューヨーク(NY)線就航を正式に決定。全日空は中部—宮古線を新設する。

 このほか国内線では、日航が三沢空港(青森県)の滑走路工事で、三沢—羽田線や三沢—大阪(伊丹)線などを5月11日〜7月4日は運休、青森—羽田線や青森—大阪線の増便で対応する。全日空は3月26日から中部—宮崎線や福岡—宮崎線などを増便、一方で新潟—大阪線や仙台—福岡線などは減便する。

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