課長職の男性が過労自殺し、福井労働局敦賀労働基準監督署から指導を受けた関西電力は17日、岩根茂樹社長をトップとする「働き方改革・健康経営委員会」を設置し20日に初会合を開くと発表した。適正な労働時間管理に努め、従業員の心身の健康を増進し、会社と従業員のさらなる成長につなげる取り組みなどを議論する。

 関電は運転開始から40年を超えた高浜原発1、2号機の運転延長を巡り、原子力規制委員会の審査対応をしていた同社課長職の男性が過労自殺した問題で、6日に同監督署から全社員の労働時間を適正に把握するための方策を検討するよう指導を受けている。

 委員会設置は国の動向を踏まえ昨年10月から検討していたという。岩根社長を委員長に、四半期に1回を目安に、必要に応じて開催する。

 関電は17日、大阪労働局天満労働基準監督署から12月20日、同社本店の従業員6人の時間外労働に対する割増賃金の未払いを指摘され、支払うよう是正勧告を受けていたことも明らかにした。

関連記事
あわせて読みたい