素潜り漁が最盛期を迎え、次々と水揚げされる天然岩ガキ=7月26日、福井県おおい町大島

 小浜湾の夏の味覚、天然岩ガキの素潜り漁が最盛期を迎えている。福井県漁連小浜支所によると、今年は身が大ぶりでぷりっとしていて生育が良好。おおい町大島では7月26日、手のひらより大きい岩ガキが次々と水揚げされた。

 

 冬のマガキは養殖がほとんどだが、今が旬の岩ガキは天然ものが中心。素潜り漁は漁業権を持つ人だけに許可されており、同支所によると現在、同町大島と小浜市の計13軒が6月上旬~8月中旬まで漁を行っている。

 20年以上、漁に携わる同町の藤井整さん(54)は、息子の健人さん(24)と一緒に午前8時半ごろ出漁。岩場などで1~5メートル潜り、250個を捕った。

 同11時半ごろ水揚げし、妻の好美さん(47)も加わって殻に付いた別の貝や海藻を専用の道具できれいに落とした。整さんは「天然の岩ガキは養殖のマガキより濃厚で、食べ応えがある」と話していた。

 水揚げされた岩ガキは小浜漁港で滅菌処理した後、競りにかけられ、地元の飲食店や旅館などで提供される。

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