待望の降雪で、滑りを楽しむスノーボード客=14日、福井県大野市の福井和泉スキー場

 強い寒気が入りまとまった降雪となった14日、福井県奥越地方の3スキー場が今シーズンの営業を開始した。昨季に続き雪がない年越しだったスキー場関係者は待望の雪に胸をなで下ろし、待ちわびたスキー、スノーボード客らは新雪のゲレンデに繰り出した。

 営業を開始したのは大野市和泉地区にある福井和泉、九頭竜の両スキー場と、勝山市の雁(かり)が原スキー場。いずれも12月中下旬のオープン予定だったが降雪がなく、約1カ月遅れて開始となった。

 福井和泉スキー場は一晩で約1メートルの降雪があり山頂では2メートル近くとなった。中京方面などから約300人が押し寄せた。柳瀬達矢さん(27)=大野市=は「この日を待っていた」とパウダースノーの雪質に満足そうだった。土本裕和支配人(46)は「一晩でこんなに降って驚いた。春まで雪が残っていれば営業延長してばん回したい」と期待を寄せた。

 九頭竜スキー場も積雪が約1メートルとなり、新雪目当ての常連客ら200人が来場した。植垣亮さん(38)=大阪=は「待ち遠しかった。家族とサラサラの雪遊びを楽しめた」と笑顔だった。三輪欣也社長(53)は「こんなに一気に積もったのは久しぶり。当面は安心できる積雪量。ただ週末だけは晴れてほしい」と天候を気にしていた。

 15日以降のオープンを予定していた雁が原スキー場は60センチの積雪があり、開始を前倒した。関係者は「来週はスキー教室の予定があり、間に合った」と胸をなで下ろしていた。

 勝山市のスキージャム勝山もこの日から全面滑走できるようになり、約2600人が詰め掛けた。

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