練習に励むボウリングの橋梅令士=6月27日、福井県福井市のスポーツプラザWAVE40

 勢い良く放たれたボールは、レーン中央に吸い込まれるように緩やかな弧を描き、全てのピンをなぎ倒す。ストライクを取っても橋梅令士(福井・三国高校3年)に笑顔はない。すぐ次の投球準備に入る。「まだまだ実力不足。本番までにもっと技術を磨かないといけない」。練習では、ほとんど休憩を挟まず、1歳下の弟広土(福井・坂井高校2年)とともに黙々とボールを投じ、切磋琢磨する。

 物心がつく前からボウリングのボールを転がしていた。健康のために楽しんでいたという父正敏さん(53)の影響だ。「ストライクが取れたときや、難しいスプリットを倒せたときがうれしくて」いつの間にかのめり込んでいった。

 体を動かすのが好きなこともあり、福井・春江中学ではソフトテニスに打ち込んだ。キャプテンも務め、団体で県大会優勝に導いた。試合では勝敗の行方を握る最終戦を任されており、「プレッシャーを感じながら試合をすることが多く、良い経験になった。メンタルが鍛えられた」と振り返る。苦しい場面でも弱気にならない精神力が今に生かされていると分析する。

 課題は、レーンに塗られたオイルの変化への対応だ。ゲームが進むにつれてオイルパターンが変わっていくため、投げる位置や使用するボールなどの見極めが重要となる。初めのうちはレーンの奥でボールが曲がっていたのに、時間がたつと手前の方で曲がるようになる。変化に対応できず、後半でスコアを落とすこともあった。

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