福井市街地を走るコミュニティーバス「すまいる」の利用者が十四日、運行開始以来の累計三百万人を達成。中央一丁目の「駅前商店街」バス停前で記念セレモニーが行われた。

 すまいるは中心市街地へのアクセス向上などを目的に、二○○○年四月に本格運行開始。現在は東西南北の四ルート、延べ九十七のバス停を巡回している。一ルートの走行距離は六・二—七・八キロで運賃は一律百円。特に雪が降る冬季を中心に利用者数を伸ばしてきた。二○○五年度の利用者数は約五十一万三千人。

 セレモニーでは、正午から二十五分の間に到着した各ルート最初の便の乗客に記念品を贈った。

 正午発着の北ルート(田原・文京方面)バスから最初に降りたのは松本三丁目の主婦中村美恵子さん(58)。バスを運行する同市の第三セクターまちづくり福井社長の村尾敬治市企業管理者や、前川泰治京福バス社長とともにくす玉を割り、三百万人達成を祝った。

 村尾企業管理者が同ルートのシンボルカラーにちなみ、赤いバラの鉢植えなどを贈呈。バス運転手の野坂靖さんには花束を贈った。

 この日買い物を目的に中心部に足を延ばしたという中村さんは「便利なのでよく利用している。突然でびっくりしましたけど三百万人はすごいですね」と話していた。

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