指定暴力団神戸山口組系の暴力団正木組の事務所に銃弾が撃ち込まれた事件の初公判が行われた1号法廷=12日、福井地裁(代表撮影)

 指定暴力団神戸山口組系の暴力団正木組(福井県敦賀市)の事務所などに昨年2月、銃弾が撃ち込まれた事件で、銃刀法違反(発射、加重所持)の罪に問われた大阪市、指定暴力団山口組系中西組の傘下組員山本敏行被告(39)の初公判が12日、福井地裁で開かれた。検察側は「近隣住民に与えた不安は計り知れない」として懲役8年を求刑した。

 起訴状などによると、中西組幹部で傘下組織組長の福井市、無職野坂利文被告(50)=同罪(発射、加重所持)で起訴済み=と共謀し昨年2月23日、敦賀市の正木組事務所近くの路上で、山本被告が事務所や駐車中の車に向けて拳銃5発を発射したり、拳銃1丁と実弾10発を所持したとされる。山本被告は起訴内容をおおむね認めた上で「共謀をした覚えはない」と一部否認した。

 同事件では同法違反(発射)罪が裁判員裁判対象だが、「裁判員の生命や身体などに危害が加えられる恐れがある」として、同地裁で初めて裁判員裁判対象事件から除外された。

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