「143試合に出る」と今季の抱負を語るオリックスの吉田正尚=福井県鯖江市内

 今季飛躍が期待されるスラッガーだ。オリックスの吉田正尚(まさたか)外野手(福井・敦賀気比高出身)が福井県内で始動し、抱負を語った。昨季は腰痛で春から長期離脱したが、球団31年ぶりの新人2桁本塁打となる10本塁打をマーク。2年目の今季は「全143試合出場」を掲げて挑む。

 1月3日、中学時代に在籍した鯖江ボーイズの室内練習場(鯖江市)で今年“初練習”した。ティー打撃では、鋭い打球と大きく振り切る動作を披露。中学生らの視線をくぎ付けにした。

 173センチと小柄だが、1年目は63試合の出場で打率2割9分、10本塁打。最終戦は4番を務めた。「少しはインパクトを残せたかな」と振り返る一方、「けがして半分も試合に出てないので満足はしていない。1年間通して活躍ができれば」と冷静に受け止める。

 印象に残っている本塁打は、ソフトバンクの和田毅投手から左翼席中段に放った1本。「今までにない感覚だった。左投手から左方向に打てたのは良かった」と言う。

 昨季終了後は台湾でのウインターリーグに派遣され、いずれもトップの打率5割5分6厘、6本塁打、29打点と大暴れ。「打撃だけでなく守備、走塁もしっかりできた」と手応えを口にした。

 自主トレーニング、キャンプでは「けがをしない体づくりがメイン」。打撃の具体的な目標は口にせず「143試合出たい」ときっぱり。糸井嘉男外野手が阪神にフリーエージェント(FA)移籍し、主砲への期待も高まるが、「自分を見失わずにやることをやっていけば結果は後からついてくる」と気負いはない。

 敦賀気比高の山崎颯一郎投手がオリックスに入団し、山田修義投手を含め母校のチームメートが3人になった。「一緒に同じ舞台に立ちたい。みんなで活躍すれば、ファンの皆さんも喜ぶと思う」と語った。

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